口コミだけでいつも混み合う
人気の立ち呑み。
大阪、ウラ難波の外れもはずれ。
店主の都合で休業日は海外バケーション並みに多い。
けれど
ひとが集まる、賑やかな立ち飲み屋。
6年前の晩秋、
築70年以上の長屋の一角にオープンした
立ち呑み にと。
オープン前
店主からの連絡で
面白い物件見つけたから
店を始めることにした。
相談があるから、内装前のがらんどうを
見に来て!っと。
待ち合わせは、その内装前のお店。
路地裏、長屋の路面店。
画像が見つからない。(汗
以前、何に使われていたかもわからない
かなり放置された感がある。
急な角度の階段で2階に上がる。
柱や窓の桟、どこも水平・垂直じゃない。
部屋が傾いていて歩くときしむ。(笑
店は1階のみで不思議な空間。
下見での印象は
昔ながらの、風情ある引き戸。
コレに尽きました。
オープンするにあたり
内装もこれからって状況で
ショップカード兼、名刺と
折り込みチラシを作りたい!とのこと。
これが最初のプロモーションツール。
其の一。
店内の内観イメージなし。
具体的なメニューもなし。
ただ、
リーズナブルで気取らない。
女性一人でも立ち寄れる立ち呑みを
夫婦で始めたい、ってこと。
以上!みたいな。
昔ながらの、風情ある引き戸。
これを見た時
昭和の名匠映画監督
溝口健二さんの雨月物語
リバイバル上映の
フライヤーイメージが浮かびました。
店主とは、10代に出会い
音楽、お酒、ファッション、
たくさんのことを教えてもらった
兄みたいな方です。
彼のお仲間はみんなオシャレで
カッコよかった。
DCブランド全盛期の頃
コムデギャルソンや
ヨージ・ヤマモトを着ているわけではないのに
みんな個性的で、自分のスタイルを持つ
カッコイイ大人。
俄然、憧れていたんです。
のちに結婚する奥さまは、私の親友という間柄。
DiscoDJの後、日本を飛び出し
ロス、パリでの海外生活が長く
日本に落ち着いたのは
このお店をオープンする2,3年前でした。
料理に関しては、多彩な経歴で
ロスでは、日本料理・寿司屋を任され
パリでは有名店からのヘッドハンティングで
16人1チームで昼夜交代するリーダーシェフでした。
その方が始めた立ち呑み屋は
お酒の目利きと
オーダーが入ってから作る料理が
なんともワールドワイドで美味。
さらにリーズナブル。
カウンターテーブルは、
多分他ではお目にかかれない
分厚い生木を使っていて、1トンの圧がかかる。
反り返るのを防ぐための頑丈な設置をしています。
出入り酒屋さんから
マグナムボトルをプレゼントされるほど
酒屋からも信頼が厚いお店。
イメージが定着するまでは、変貌具合を楽しめるように
最初のプロモーションツールは
リーズナブルであることを言わず
お店をイメージしやすいこと。
ここに焦点をあてました。
◎路地裏
◎風情ある引き戸
◎引き戸を開けると憩いの花がある
そんなイメージコンセプト。
▼わかりにくい場所なのでmapは必須。
▼気軽に引き戸を開けて欲しい
▼リーズナブルな値段設定だけど、安売り感は出さない。
お店は、集まってくれたお客さまによっても
その日の空気感が変容する。
初めっから忙しくならなくてもいい。
マイペースで始めるよ!ってう店主の想いと裏腹に
どんどんお客さまが増えていきました。
あまりに告知をしないので
周年記念や、音楽イベント、年末年始休業のお知らせなど
自由に提案してお作りしました。
あなたのお店は
他のお店と何が違いますか?
プロモーションを考える大切なポイントです。
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あなたのお仕事プロモーションを具現化します。
あなたのことを存分にお聞かせ下さい。